田んぼの歳時記5(2010年版)
田んぼの歳時記2010年 |
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11月22日
今年最後の田んぼ仕事・秋の田起しその2です。最後の稲刈りをした田んぼの田起しだけが、延び延びになっていました。
その間に二番穂が伸びて、穂を付けています。10月17日の田起しに比べ、二番穂の色がすっかり変わっていると思います。
このトラクターに取り付けられた何枚もの刃のあるローターを回転して、稲をなぎ倒し、根を抜き、同時に土とかき混ぜます。
秋の田起しはあまり遅くなると、二番穂が伸びてトラクターのローターに絡みやすくなります。
その点、今年は少し遅くなりました。
稲刈りの時はサギ類でしたが、今日はハクセキレイが田起しをしている田んぼにたくさん集まって来ました。地上では、尾羽を上下させる独特のせわしない動作をしつつ、餌を探して歩き回っていました。
ハクセキレイは近寄ると逃げてしまい、うまく撮影できませんでしたが、彼等が地上で採っている餌は主に昆虫です。
昨日見かけたイナゴやこのクモの類だと思います。
田起しの後のお掃除です。公道を200m程走行する必要があるので、公道になるべく泥を落とさないように、
ここで泥を落とし、 ローターにからみついた藁を、とりあえず簡単にとります。冬を越すメインテナンスは、別途きちんとします。
11月21日
久しぶりの掲載です。晩秋の田んぼと周辺のようすを写真に撮りましたので、ご覧ください。
まず、奇妙な綿菓子のように見えるものです。さてこれは、いったい何でしょう、刈り取りの終えた田んぼを背景に存在しています。
○ヒントその1:
以前、田んぼの歳時記でとりあげました。
○ヒントその2:
東京の地名と関係があります。
解った方も解らなかった方も、こちらをご覧ください。
・・・・・と言われれば、そう見えて来ませんか?
二番穂が出て穂を付けて未熟米が実った状態です。10月17日の歳時記でも触れました。 稲刈り後も根が残っていて、まだ稲が育つ気温であるならば、稲も必死に子孫を残そうとして、2回目の穂・二番穂を出し、花を咲かせ、籾を付けます。 このあたりでは9月初めが稲刈りですから、その後もまだ気温は高いので二番穂がたくさん出ます。秋の田起しをするまでに、このように二番穂が熟す田んぼもあります。
かって、米がもっと貴重であった時代には、二番穂も刈って収穫したと聞いています。今は秋の田起こしで、鋤き込んでしまいます。こぼれた籾は、鳥達の餌になります。
生きものが少なくなった晩秋の田んぼで、多くいたのは赤とんぼとこのイナゴ(蝗・稲子)でした。昔の農村では佃煮にして食べました。貴重な動物性タンパク源だったそうです。今でも珍味として、食べる地方もあるようです。
食べ物続きで、こちらはお馴染みの食材です。セリ(芹)です。春先の田んぼに良く生えていますが、稲刈り後に田んぼに陽が当たるようになると、このように秋にまた生えて来ます。独特の匂いのある野草ですが、ゆでて酢の物や天ぷらにして、酒のつまみとしてお好きな方も多くいます。二番穂の間に、たくさん生えていましたので、皆さんでも見つけられると思います。
こちらも食べ物、比較的最近になって、「侵入」して来た外来の栽培種・クレソンです。別名・オランダガラシ、オランダから来た「からし菜」という意味で明治時代に、そう呼ばれたそうです。その名の通り、生でサラダで食べるとからし菜のような辛味があります。ステーキの添え物で脇役ですが、火を通すと辛味が消えます。ツナやウィンナなどと炒めると、おいしく食べられます
冷たい水辺を好むため、下流のこの地域では少ないのですが、泉の水が湧き出ている所に生えています。春先に旺盛に繁りますので、春の方が見つけやすいでしょう。その後花を咲かせ、葉も落とし夏眠してしまいます。秋に気温が落ちると、また葉を出してきます。場所は、・・・・です。
以上、新川・印旛沼周辺の田んぼで採れる秋の食材・3点と料理の情報でした。
10月17日
今年最後の田んぼ仕事・秋の田起しです。二番穂(稲刈り後に出た穂)が出ていますが、雑草と一緒に、田に鋤き込み、来年の肥料の一部となるようにします。
この時に二番穂が付けている未熟米は、一部が鋤き込まれずに、地面の上に残ります。もうすぐ、北からやって来るカモ類の冬の餌になります。
一年間、「田んぼもお疲れさん」です。来年の春の田起しまで、田んぼはゆったりと時間を刻むだけです。
訪れるのは北風と冬の鳥達。













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